時だけが過ぎて行く・・・
今年に入ってからの時の流れの速さはなんなのだろう、もう2月が終わろうとしている。本当についこの間、新年を迎えたばかりのような気がするのに・・・。
それにしても痛ましい事故が起こってしまったものだ。どんなに最新鋭の設備を積んでいても、それを扱うのは結局人間なのだということを改めて思い知らざるを得ない。国民の安全を守る為の組織が不注意で国民を殺して(まだ行方不明だが)しまったという事実は切なく、そして重い。
防衛省、自衛隊という組織は少し不祥事が多過ぎないか?ただでさえ「軍」というのはアンタッチャブルな存在になり易いというのは古今東西の歴史が証明している。本当に大丈夫なのだろうか。
石破茂防衛相は自らの身をどう処するつもりなのだろうか。今すぐ辞められても困るが、しかるべき時期に辞任をせざるを得ないだろう。参院選の責任をとらずに居座ろうとした安倍晋三を痛烈に批判した彼のことだから、まさか自らの進退を誤ることはない、とは思う、しかし彼の辞任に反対する声は政府、与党内に根強い。
「彼以上に防衛省内部に精通している政治家はいない、だから辞任の必要は全くない。」
とは記者団の問いに答えた福田首相の台詞。だがその石破をして、例のとんでもない次官の就任を阻止できず、今、真実の情報を得るのに四苦八苦しているように見受けられる現状は厳しい。石破辞任の後の後任選定に自信がないなどという言葉も官邸筋から聞こえてくるとの報道もある。更に珍言、迷言をひたすら並べ続ける鳩山邦夫法相の存在も頭痛の種だろう。
あれやこれやで福田内閣の混迷と低迷は続いている。一部調査では内閣支持率がついに30%を割りこんだという。同じ調査の政党支持率では民主党が自民党に10%程の差をつけた、なのに民主党から「時来る」の熱気が全く感じられず、国民の期待感の高まりもまるで感じられないのは一体どうしたことだろうか?
小沢代表は総選挙は今年の9月などと言い出しているらしい。なんで勝負をどんどん先送りにしようとしているのだろう。先の党大会で3月には解散に追い込むと吠えていたがあれは一体なんだったのだろう。要はきっかけをつかめないということか、ガソリン税も年金もこのままでは不発、当面打つ手なしということか。
小沢の真意を改めて疑いたい。この人は本当に政権交代を希求しているのかどうか、どうしても疑問を持たざるを得ない。少なくても「自分は首相にはなりたくない」と思っているとしか思えない。そんな党首を戴いて政権を取ろうというのが、どだい無理な話ということだ。
安倍の退陣を惜しむ声が民主党から上がった時、なにを寝ぼけたことを思ったが、今にして思うと自分達の力量を把握しての言葉だったんだなということがよくわかる。自らに内閣、与党を追い詰める能力などまるでなく、結局は敵失、フォロ-の風を待つしかないということらしい。今の福田を倒せないのだから、政権交代など夢のまた夢ということだ。
かつて小沢一郎は
「参院で与野党逆転を果たし、議長を取る。そうすれば政府提出の法案は軒並み通らなくなり、内閣は解散に追い込まれるしかない。」
との戦略を口にした。それを聞いた時、すさまじい戦略だと感心したことを覚えているが、今それが現実のものとなっているにも関わらず、一向に事態は進まない。衆院で与党が2/3の議席を占めているのが計算違いで、ひたすら数で押すわけにはいかなくなったということなのだろうが、それにしてもあまりに無為無策のように見えてならない。
内閣全体のはともかく、石破と鳩山の問責決議案は出してみたらどうだ。せっかくの伝家の宝刀をあたら竹光にしているとしか見えない現状を打破するにはそれしかないと思うのだが。3月末の年金公約の正式破綻の際には舛添厚労相、もしくは内閣そのものへの問責を出す。とにかく今は攻撃あるのみ、どんなにカッコイイことを言っていても政権を獲らない限りなに1つ実現をできないのだから、遮二無二、泥臭く戦って行くしかないではないか。岐阜1区に代表されるように自民党の候補者調整、選挙準備は着々と整っている。ただ漫然と手をこまねいていて、民主党や小沢はどうするのつもりなのだろう?
それともなにかというと「対案を」と迫られて、すっかりおじけづいてしまったのか、だとしたらそれ以上、なにも言うことはないのだが・・・。
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