「勇気」が欲しい
今夜は久々の快勝だったようだが、そんな時に水を差すようなことを書く。
先日の日曜日、原監督は上原浩治を中4日で先発マウンドを送り、そして敗れた。この起用意図が全くわからない。
6連戦スタイルが定着している現代では、先発投手が6人必要なことは言うまでもない。現在のジャイアンツでは上原を始めとして、高橋尚成、内海哲也、木佐貫洋、そしてグライシンガーの5人は確定、残る1人に苦しんでいる。当初は2年目の金刃憲人が入るはずだったが、1試合投げただけで早々に2軍に降格してしまった。その空席が要は埋まらないのだが、あの日曜日、上原先発の他に次の選択肢があった。
①開幕3戦目に先発した3年目の栂野雅史 ②イマイチ最近はパッとしないものの、昨年終盤の救世主だった野間口貴彦 ③前日、急遽1軍に昇格してきた門倉健
の3人である。筆者はわざわざ呼び寄せた以上、当然門倉の先発と思っていたら、上原だったのだ。
まず、開幕3戦目、それもチーム連敗というプレッシャーの中で5回3失点だった栂野にその後、なぜチャンスを与えないのか?そして門倉になにを期待して、昇格させたのか?
今朝のスポーツ紙に上原の泣き言が載っていた。それはそれで、ふざけるなと言いたいが、それはともかく、投げるのが怖いと言っている投手に無理をさせて、いい結果など得られるはずがない。その前の中日戦でKOされた後、監督自らが上原と話し合った結果の先発だったらしいが、この手の無理をやって度々痛い目に合った過去2年の経験が全然生かされていない。
今はまだ4月である。顔ぶれとはあまりにも似合わないほど低迷するチームに焦りを感じるのはわからないでもないが、しかし慌てふためいて、無理をする必要性は全くない。繰り返すが、とにかく3位になればいいのが、今のシステムなのである。
坂本、亀井といった野手の抜擢はできても、こと投手の起用には極端に臆病なのが原の特性である。今日、内海が中5日で来たということは、このままみんなが中5日で投げて、日曜に今度は内海が中4日で行くということなのだろう。
門倉や栂野はなんの為にベンチにいるのだろう?今日、ぎっくり腰でファームに落ちた豊田清に代わって、東野峻というピッチャーが上がってきた。東野はオープン戦終盤まで、ローテーション入り候補だった投手、しかし今、上がって来て、彼に与えられる役割は・・・?
名前にこだわり、頼っているだけでは明日はない。シーズンは長い、今からムチを入れて息が続くわけがない、全く意味のないことだ。今の原監督に必要なのは勇気、誰かに賭ける勇気だ。
もう1つ、我慢する勇気。あまりにも原が中日、阪神を意識し過ぎているのが気にかかる。快調に飛ばす阪神を気にするなという方が無理なのかもしれないが、今の時期、阪神から勝とうが横浜から勝とうが1勝は1勝だと思う。今日はつながったようだが、打線の復調にはまだ少し時間がかかりそうだ、チームがそんな時期に焦ってもロクなことはない、自然体で臨んで、勝てる試合を確実にモノにしながら、戦力が整うのを待つ。それでも十分間に合う時期だと思うんですがね、原サン・・・。
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