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2019年1月26日 (土)

あまりに低次元

今年初め、増子なんとかという国民民主党の幹事長を務めてるらしい政治家のインタビュ-記事を見た。

「今年は、参院での野党第一会派奪還の為に、まずいろいろ動きたい。」

とのたまっていた。統一地方選、参院選、ひょっとしたらそこに衆院選が加わって、まさしく政治決戦となるかもしれない2019年冒頭の決意表明がそれかいと呆れ果てたが、あくまで国民民主党にとっては喫緊の重要課題で、彼らは本気で必死だったらしい。

それから約20日後、次週から通常国会が始まろうかという時期に、表面化した国民民主党と自由党の合流構想。国民民主党内のアンチ小沢勢の動向を、軽視できず、まずは衆参両院で統一会派をいうことで、合流は継続協議ということとなった。

これが国民の秘策で、現参院勢力23名に自由党4名を加えれば27名。25名で並ぶ公明党と立憲民主党を上回り、参院第二党となり、昨秋立憲に奪われた参院での野党第一党の座を奪い返すという「悲願」を達成できる・・・はずだった。

ところが、立憲の反撃は鋭かった。それまで参院で統一会派を組んでいた自由に突然捨てられ、呆然としていた社民党2名にすかさず統一会派結成を持ちかけて合意。これで国民に追いついただけでなく、更に国民の参院議員が離党と立憲入党届を突如出すという、これまた大秘策が繰り出され、これで28-26。結局、参院野党第一党の座は、立憲の手中に帰した。

自民党が単独で過半数を持ち、そこに公明、更には準与党の維新がいる状況で、なんともチンケな争いだが、当人たちは至って大真面目というか必死。

どんなに数の差があろうと、国会では与党と野党が対峙する。その代表としてせめぎ合うのが第一党。与党は当然自民党、野党は衆院は立憲がその座をガッチリキ-プ。参院はミクロの争いが繰り広げられているが、思えば立憲が結党された時、参院議員は幹事長福山哲郎ただ1人。それが、徐々に旧民進党からの移籍者が出て、国民民主党結党時に更に立憲へ走る議員が出て、そこから離党移籍が止まらず、現在に至る。

結党以来、ほとんど国民から相手にされず、存在意義を問われ続けている国民民主党。なんとかその存在をアピ-ルする為ただに、参院の野党第一党の座はまさに虎の子の武器・・・らしい。

懸命の工作報われずはお気の毒の一言、だけど同情する気は全く起きない。

元はと言えば、立憲民主党、国民民主党そして自由党、全て旧民主党だ。旧民主党は敵を見誤り、内ゲバを繰り返し、結果せっかく奪った政権をみすみす手放し、その党の存在は既に歴史の1ペ-ジとなってしまった。

そして、今、その流れを組む連中は、懲りもせず、同じ愚を繰り返し、せっかくの政治決戦の帰趨は既に見えている。

毎月勤労統計の不正調査問題を見るまでもなく、もはやこの国の政府には、国民にまともなデ-タを提供する気もなく、ただ自分達に有利に運ぶように、メイキングしたデ-タを示し、押し切って行く。大袈裟でも被害妄想でもなく

「民主主義の危機」

なのである。

にも関わらず、それを批判する野党は無力、マスコミも与党の顔色を伺うだけ、国民ももはや諦めきったように、このメッチャクチャな内閣、与党を支持している。

よく言われる「野党がバラバラだから、与党の増長を止められない」「野党がまとまれば、与党に勝てる」。一面の真理ではあるが、「反自民非共産」だけで寄り集まった勢力がいかにはかないものか。それを痛感して、結党以来、「理念なき野党結集」からひたすら背を向けているのが枝野幸男率いる立憲民主党。

その姿勢と言い、「脱原発」をはっきり掲げてぶれない政策、筆者は立憲の線で野党がまとまる以外、自民との対抗軸の形成はないと思っているが、なかなか現実は遅々として進まない。

それに今回の立憲の動きは、自らの持論である「永田町の数合わせには組みしない」に明らかに反する。他党、まぁはっきり言えばかつての同志である国民民主党の議員、候補の引き抜きも厭わない。やり過ぎの感は否めない。

結果、もともと近親憎悪の気配濃厚だった立憲、国民両民主党の対立は深まるばかり。たぶん今回の選挙で立憲は自分達が増えれば、とりあえず満足と、思い定めてる節がある。王道だとは思うが、今の政治状況で果たして、そんな「長い目」が通用するにかどうか・・・。

1つだけはっきりしてること、それはこの夏は衆参のW選挙が行われ、当たり前のように自民党が大勝し、この幼稚で破廉恥な政治は更に継続されるということ。

ただ虚しい・・・。

(今日の蛇足)

北海道知事選に石川知裕擁立って、立憲さん、いくらなんでも酷すぎません?

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